厚生労働省によると、実質賃金は昨年と比べ4.1%減。物価上昇に賃金の伸びが追い付かないならば、“カネを使わずに貯金する”という選択が堅実だ。たとえ収入が少なくとも貯蓄はできる。節約、副業、投資を軸に世帯年収300万円台でも再現可能な貯蓄術を紹介!◆0円無職男が「タダ」にかける思い
「タダ活で1か月10万円は浮いています」と話すのは、無職ライフを謳歌するどぴゅ監督氏(40歳)。収入は古着のせどりで約5万円。働いていた頃の貯金もある度あるが、“タダ活”への思いが尋常ではない。
「同居人と折半の家賃3万5000円を支払う以外は古着の仕入れの出費があるくらい。食事は無料券やモニター参加でもらえるギフトカードを使って1か月の食費はほぼゼロです」
◆タダ活のためにスマホ6台を活用
タダ活のために持っているスマホはなんと6台だ。
「来店ポイントやアンケートの効率化のためです。活用しすぎて、アカウントをBANされたりもしているので、対策を検討中です」
タダより安いものはない。今日も新しいタダの種を求めて、歩き続けている。
◆どぴゅ監督氏の1か月の固定費
PayPayの高還元率キャンペーンなどを利用して仕入れた服は各種フリマサイトに出品。売れない場合は自分の私服に。
1か月の固定費住居費 3万5000円水道光熱費 0円食費 0円スマホ代 3890円衣服 100円~5万円計3万8990円~古着のせどり収入 1万~8万円
【無職・どぴゅ監督氏】「仕事をしたくない」思いから’18年より一切働かず、タダ活に心血を注いでいる。仕事は超絶割りがよければ検討するとのこと
取材・文/週刊SPA!編集部