アニメのフィギュアを改造し、性的な表現を強調する「魔改造」を行って販売したとして、著作権法違反の罪に問われている男の裁判で、鹿児島地方裁判所は、男に罰金30万円の有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、鹿児島市春山町の会社員・田實徹矢被告(46)です。
判決によりますと、田實被告は著作権を侵害していると知りながら、性的な表現を強調する魔改造をした「ルパン三世」の峰不二子のフィギュアを2万5000円で譲渡したほか、魔改造したアニメのフィギュア合わせて14体を、ネットオークションに出品したものです。
27日の判決で鹿児島地裁の此上恭平裁判官は、「常習性が認められるが、犯行を認め反省している」などとして、求刑通り罰金30万円の有罪判決を言い渡しました。
(2023/04/27 19:07)