6日午前9時頃、青森市浪岡大釈迦の国道7号で、ミキサー車を運転する男性から「コンクリートを流してしまった」と青森県警青森南署に通報があった。
道路には生コンクリートが3~4メートル四方に広がり、片側1車線を塞いだ。回収作業のため、国道7号・大釈迦西交差点―沢田交差点間の約2キロが、午前9時40分から約2時間全面通行止めになった。けが人はいなかった。
同署の発表によると、現場は片側1車線の緩やかなカーブ。ミキサー車にはタンク側面にはめ殺しの蓋があり、何らかの原因で蓋が外れて生コンが漏れ、道路に拡散したとみられる。現場では清掃業者や国土交通省弘前国道維持出張所の職員らが、ほうきで生コンを掃き出す作業に追われた。