乳児が見つかった大阪市住之江区の下水処理場=7日午後0時38分
大阪府警は7日、大阪市住之江区の「大阪市住之江下水処理場」で乳児が見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されたと発表した。府警によると、清掃員の男性が6日に発見し、市職員を通じて110番した。乳児は生後数カ月の女児とみられ、へその緒が付いていた。府警が死体遺棄事件として詳しい状況や身元を調べている。
清掃員の男性は6日午後2時半ごろ、流れてきた下水がたまる槽の中で乳児を発見。身長約30センチで、目立った外傷はなく、裸の状態だった。男性は当時、槽から汚水を抜き、固形物を取り除く作業をしていたという。
現場は大阪メトロ四つ橋線住之江公園駅から北西に約600メートル。
=2020年10月