京都・亀岡市の保津川で、乗客と船頭あわせて29人が乗った川下りの舟が座礁した。
船頭1人が死亡し、1人の安否が不明。
28日午前11時半ごろ、京都・亀岡市の保津川で、子ども3人を含む乗客25人と船頭4人が乗る川下りの舟が座礁した。
川下りを管理する組合によると、舟は出発したおよそ15分後、急流に差しかかったところ、舟を操る船頭の1人が操作ミスで転落し、その後、急流を抜けたところで、渦に入って転回したところ、石に当たり転覆したという。
転覆で乗客と船頭全員が投げ出され、乗客は、全員の無事が確認された。
船頭4人のうち、2人の無事が確認されたが、50代の男性が心肺停止の状態で見つかり、先ほど死亡が確認され、もう1人の安否は不明。
乗客と船頭全員、救命具を着用していたという。
「保津川下り」は、およそ16kmの急流を2時間ほどかけて下る京都の観光名物。
3月12日に、春の本格的な営業が始まったばかりだった。