28日、新潟市西蒲区にある日帰り温泉施設で基準値の140倍のレジオネラ菌が検出されたと発表されました。

基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたのは新潟市西蒲区の日帰り温泉施設「じょんのび館」です。

じょんのび館では2カ月に1回行っている定期検査のため、17日に打たせ湯やジャグジーなど全10ヵ所で水質検査を実施。

27日に検査機関から結果の報告があり、打たせ湯では基準値の140倍、ジャグジーでは基準値の4倍、全身浴槽と露天風呂では基準値を少し超えるレジオネラ菌が検出されたということです。

これを受け、じょんのび館は27日から臨時休館していて、全館清掃後、再検査をして問題がなければ営業を再開するとしています。再開までには10日程度かかる見込みだということです。

じょんのび館では去年3月にも基準値の91倍を超えるレジオネラ菌が検出されています。

じょんのび館によりますと、2週間に1回お湯を張り替えていたということです。

新潟市西蒲区産業観光課は「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。今後このようなことがないように管理・対応していく」とコメントしています。