東海北陸厚生局は2日、「大麻クッキー」を密売したとして、密売グループのリーダーとみられる男を逮捕したと発表しました。

東海北陸厚生局麻薬取締部によりますと、大麻取締法違反などの疑いで逮捕・起訴された千葉県船橋市の無職・三上周平被告(33)は、去年5月、大麻成分が入った「大麻クッキー」およそ100枚などが入った荷物を名古屋市内の男に販売目的で送った疑いが持たれています。

秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」を使ってクッキーの密売を繰り返し、これまでに1500万円以上を売り上げていたとみられます。

麻薬取締部は認否を明らかにしていませんが、三上被告が密売人に大麻の栽培や販売ノルマを指示する密売グループのリーダーとみて、組織の全容解明を進めています。