日本維新の会の音喜多駿政調会長は3日、立憲民主党とのエネルギー政策に関する勉強会の活動を「凍結」する考えを明らかにした。国会内で記者団に「全てのものがご破算になることではないが、この分野については一旦棚上げさせていただきたいと(立憲の)長妻昭政調会長に申し入れた」と語った。両党は国会での「共闘」の一環としてエネルギー政策に関する勉強会を開いてきた。
志位氏、朝日新聞に「指図されるいわれはない」 音喜多氏は凍結理由について、両党が2日に参院に共同提出した歳費法改正案に言及し「提出1日前に(立憲側から)メディアに情報がリークされ、信頼関係に決定的なひびが入ってしまった」と述べた。勉強会で模索していた提言書の作成で、原発に関する記述を巡って意見が一致しなかったことも理由に挙げた。 音喜多氏によると、提言書では電気料金高騰への対策として「原発を早期に再稼働する」などの文言を入れるよう維新が主張したのに対し、立憲側は「受け入れられない」との認識を示したという。 立憲の泉健太代表は3日の記者会見で「まだ事情を聴いていない。コメントすることはない」と述べるにとどめた。【古川宗、安部志帆子】
音喜多氏は凍結理由について、両党が2日に参院に共同提出した歳費法改正案に言及し「提出1日前に(立憲側から)メディアに情報がリークされ、信頼関係に決定的なひびが入ってしまった」と述べた。勉強会で模索していた提言書の作成で、原発に関する記述を巡って意見が一致しなかったことも理由に挙げた。
音喜多氏によると、提言書では電気料金高騰への対策として「原発を早期に再稼働する」などの文言を入れるよう維新が主張したのに対し、立憲側は「受け入れられない」との認識を示したという。
立憲の泉健太代表は3日の記者会見で「まだ事情を聴いていない。コメントすることはない」と述べるにとどめた。【古川宗、安部志帆子】