ドライブレコーダーが乗用車とトラックの事故を捉えていた。
黒い乗用車が車道に入ろうとした次の瞬間、走ってきたトラックと衝突したのだ。
突然の出来事に、目撃者は「うわっ!キャーッ!ウソでしょ……」と声を上げた。
事故は3月26日午前11時半ごろ、茨城・水戸市内を通る県道で起きた。
まず、黒の軽自動車が目撃者の車の前に進入。
その後、手前の脇道から黒の乗用車が車道に出ようとした。
そして、トラックとぶつかったのだ。
さらにトラックは軽自動車にもぶつかり、そのまま目撃者が乗る車に向かってきた。
しかし、ギリギリのところで衝突しなかった。
一連の様子を助手席で目撃した女性は、自身が乗った車の目の前にトラックが迫ってきた時の状況について話した。
事故を目撃した女性:怖かったですね。もう前の車にもぶつかって、そのままこっちに来るっていうように見えたのでとても恐怖を感じました。心臓がドキドキして手が震えて、本当に目の前が真っ白になって……。
トラックと最初にぶつかった乗用車が停車していたのは、駐車場の奥にある小さな道だ。
映像をよく見ると、車線に入った軽自動車のブレーキランプが点灯し、停車しているのが分かる。
その直後、乗用車が発進し、トラックとぶつかったのだ。
事故を目撃した女性:(軽自動車が)私たちの車の前に出てきて止まって、多分その一緒に出ようとしていた乗用車に譲ろうとしたと思うんですよね。それで奥の乗用車が焦って出ようとしたところにトラックが突っ込んだという状況。
女性によるとこの道は、車の通りが多くなかなか合流できないため、強引な割り込みをよく目撃するという。
目撃者:(渋滞しがちで)無理やり入らないと(脇道から)どうしても出られないっていうような道になるので、結構「ちょっと危ないなあ」っていう運転を見かけたこともあります。こういう混んでいる時だからこそ、左右確認とか最低限のことはして運転していただきたいと思います。
警察は、物損事故として捜査している。
(「イット!」3月29日放送より)