JR津田沼駅で28日、ホームにある一部の看板が「つだぬまパルコ駅」に変更され、SNSで話題になっている。
1977年7月に開業した「津田沼PARCO」が同日午後9時に45年の歴史に幕を下ろす。これを惜しみ、長年親交が深かった同駅が感謝の気持ちを込めて、1・2番線(総武線快速)の幕張方面側ホームの看板を1枚、この日限定で「つだぬまパルコ駅」に変更する企画を実施している。1・2番ホームからは同店の全景を見渡すことができ、看板と同じフレームにおさめて記念写真を撮ることができる。
ツイッターでは同日「津田沼パルコ」がトレンド入り。SNSユーザーから「これは粋な計らいだぁ」「JR、うれしいことしてくれんじゃん」「つながり、すばらしい」「愛ですなぁ」「こう言うの好きだなあ」といった声が多数寄せられた。
閉店を惜しむ声も多く、ネットには「地元民です。数え切れないくらい行きました。映画館やレモン画翠、芳林堂、レストラン街などなど、各種店舗にもさまざまな思い出があります。長年お疲れさまでした!」「学生の頃毎週のようにお世話になりました泣」「青春の津田沼パルコ 涙」「今日は津田沼経由で帰ろうっと」「思い出の地がひとつなくなるのは寂しいけど、今はありがとうを伝えたい!」「ダイエーもなくなり、マルイもなくなりパルコもなくなり…」といった書き込みが続々。現地で撮影した看板の画像を添付して、「つだぬまパルコ駅、結構人おった」「ありがとう津田沼パルコ。店内はどこもかしこも人だらけです」などと報告するユーザーも相次いでいる。