東京・あきる野市で母親の交際相手に暴行を加えられた男の子が意識不明の重体に陥っている事件。近隣の住民が「男の子が夜中に外で泣いていた」と証言しました。
職業不詳の山本伯画容疑者(40)は22日、あきる野市の交際相手の女性(30代)の自宅で、女性の5歳の息子に複数回蹴る暴行を加えた疑いなどがもたれています。
警視庁によりますと、山本容疑者は容疑を認めたうえで、「1回蹴ると両ひざ立ちになり、2回目で冷蔵庫に顔をぶつけたように見えた」「4回目で床に倒れ込んで意識を失った」と供述していて、男の子は意識不明の重体です。
山本容疑者と女性はオンラインゲームで知り合い、去年末から同居を始めていました。
近隣の住民「(男の子は)元気で明るい子だったと思います。(山本容疑者を)一番最初に見たのがお正月ちょっと過ぎたくらい。仕事は何してたのかなと、いるんですよ、家に」
一方で、近隣の住民は「先月上旬の夜中に男の子が玄関の外で泣いていた」と証言していて、警視庁は日常的に虐待があったかなど調べています。