厚生労働省は28日、2022年の人口動態統計の速報値を発表した。
国内の出生数は前年比5・1%減の79万9728人で、戦後初めて80万人を割り込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大で20、21年の婚姻数が減ったことが影響したとみられ、少子化に歯止めがかかっていない。
死亡数は、同8・9%増の158万2033人と過去最多だった。