1日に東京都渋谷区の将棋会館で指された将棋の第49期棋王戦コナミグループ杯(協賛社・大塚製薬)予選、日浦市郎八段(56)―三枚堂達也七段(29)戦で、日浦八段が鼻を出してマスクを着用していたとして、臨時対局規定違反で反則負けとなった。日浦八段の「鼻出しマスク」による反則負けは2回目。
日本将棋連盟によると日浦八段が初手を指した後、審判役を担う立会人が注意したが、応じなかったという。日浦八段は1月10日の名人戦C級1組順位戦でも同様の理由で反則負けとなっている。
マスクを着用せず反則負けとなったケースでは、佐藤天彦九段(35)が昨年10月、名人戦A級順位戦で反則負けした。