名古屋市の職員の対応に腹を立て停車中の市営バスの前に寝そべり、発車を遅らせたとして、68歳の無職の男が逮捕されました。

逮捕されたのは名古屋市南区の無職の男(68)で、3日午後2時40分ごろ、南区の「笠寺西門臨時バス停」に停まっていた市営バスの前に立ちふさがり、寝そべるなどしてバスの発車を6分ほど遅らせた威力業務妨害の疑いが持たれています。

調べに対し男は、「立ちふさがったのは間違いありませんが、6分というのに異議があります」と容疑を一部否認しています。

また動機について、バス停近くにいた市の職員にタクシー乗り場を訪ねた際、対応に納得がいかなかったと供述しているということです。

警察によりますと、3日は節分で、笠寺観音の参拝客のために臨時バス停が設けられていて、バス停近くで名古屋市交通局の職員が誘導などを行っていたということです。