埼玉県と神奈川・横浜市で相次いだ切りつけ事件で、横浜市の事件で逮捕された62歳の会社員とみられる男が、埼玉県の現場近くの駅の防犯カメラに映っていたことがわかった。
森川浩昭容疑者(62)は2月1日、横浜市のJR保土ケ谷駅の近くで、男性の太ももを刃物のようなもので切りつけて、けがをさせた疑いが持たれていて、「刃物で切りつけるようなことはしていない」と、容疑を否認している。
この事件のおよそ1時間半前には、埼玉・川口市で通行人が足を切りつけられる事件が2件相次いでいるが、捜査関係者への取材で、川口市の駅とJR保土ケ谷駅の防犯カメラに、森川容疑者とみられる男が映っていたことが新たにわかった。
警察は、森川容疑者が、電車で移動して犯行に及んだとみて調べている。