5日午前11時半ごろ、神戸市中央区のJR三ノ宮駅で「新快速電車の車両内に液体がまかれている」と、兵庫県警から神戸市消防局に通報があった。
市消防局やJR西日本によると、乗客約千人は避難したが、けが人などはいなかった。液体は無色無臭で水とみられ、県警と消防が確認を進めている。
県警葺合署によると、液体は乗客だった20~30代の男性のリュックサックから漏れ出たといい、中に入っていたペットボトルのキャップがゆるんでいたとみられる。同署は男性から詳しい事情を聴いている。
JR西日本によると、トラブルの影響で上下4本が部分運休、16本が最大24分遅れ、約5600人に影響があった。