三重県四日市市は30日、市民税の流出が続く「ふるさと納税」へのてこ入れのため全国公募していた任期付き職員(1人)について、147人の応募があったと発表した。
給与が年1000万円程度と破格の待遇だったこともあり、市人事課は「厚遇もあって大きな反響があり、予想を上回る多くの応募があった」と話す。実務経験が豊富な50、60歳代の応募が多かったという。今後は書類選考やプレゼンテーション面接を経て、2月下旬には合格者を発表する予定。
職務は、ふるさと納税の新規返礼品の発掘・開発や、寄付額増収に向けた企画立案、企業版ふるさと納税の開拓など。採用は新年度からで、任期は1年。年度ごとの更新で最大5年まで延長できるとしている。