千葉県袖ケ浦市北袖のバイオマス発電所の燃料貯蔵サイロで1日に火災が発生し、木くずを固めた木質ペレットがくすぶり続けている。
市消防本部が消火活動を続けているが、6日現在も鎮火のめどは立っておらず、サイロ内から白煙が上っているという。けが人はいない。
火災があったのは、大阪ガスの系列会社「袖ヶ浦バイオマス発電」が運営する発電所で、1日以降、市臨海部を中心に異臭が広がっている。市には6日正午までに約180件の苦情や問い合わせの電話があった。
同社はホームページにおわびのコメントを掲載し、「原料には有害物質は含まれていない」と説明している。専用ダイヤル(0120・333・143)も設け、問い合わせに応じている。