大津地裁
女子大学生に集団で性的暴行をしたとして、強制性交の罪に問われた元滋賀医科大の長田知大被告(25)に大津地裁は10日、懲役5年6月(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。
大森直子裁判長は「被害者が苦しいと言っても意に介さず、人格を無視した卑劣で悪質な犯行態様」と批判した。
判決によると、大学の同級生だった2人と共謀し、昨年3月、飲食店で一緒に飲んでいた女子大学生に深夜から未明にかけて自宅で抱きつくなどした上で代わる代わる性的暴行を加えた。さらに、性的暴行する様子をスマートフォンで撮影した。
昨年5月の逮捕時は滋賀医大の6年生で、同9月に退学処分となった。