河野太郎デジタル担当相のショート動画が、Twitterで注目を集めている。動画は、視聴者から寄せられた質問を河野氏が読み、それに答える形だ。「河野さんはニックネームがありますか? 岸田(文雄)さんは『ふみきゅん』だそうです」 対して河野氏は、笑顔でこう答える。「ふみきゅん(笑)。ニックネームね。なんだろう。別に『総理』と呼んでいただいても構わないんですけど」 わずか12秒の動画だが、1月8日に投稿されるとすぐに拡散し、視聴回数は21万回を超えた。

この動画は、2021年10月3日、河野氏がインターネットで生配信した「たろうとかたろう」の切り取りだ。元の動画では、河野氏が1時間強にわたって、次々と視聴者の質問に答えていく。「2021年9月29日に投開票された自民党総裁選で、河野氏は党員票で投票総数の約44%を獲得したものの、過半数に届かず、決戦投票で岸田氏に大差をつけられて敗北しました。動画は、河野氏が行革担当相から自民党の『広報本部長』になることが決まったときのものです。 ただ、『総理と呼んでいただいて構わない』という発言は、当時から本気なのか自虐的ギャグなのか微妙で、『なんで総裁選で負けたのか理解する気なし』『自虐ネタが痛々しすぎ』などの声があがっていました」(政治担当記者) 河野氏は、2022年8月に発足した第2次岸田改造内閣で、デジタル相として再入閣。 毎日新聞の2022年11月の世論調査では、「日本の首相になってほしいと思う人」として1位(15%)。2022年12月のJNNの世論調査では「次の総理にふさわしい人」として1位(19%)。「ポスト岸田」として真っ先に名前があがる存在だ。 だが、今回、1年3カ月ぶりに「総理と呼んでいただいて構わない」動画が拡散すると、SNSでは再び批判の声が巻き起こった。《冗談にも程がある》《“総理”とだけは呼びたくない。この男だけは何があっても呼びたくない…》《総理じゃない者をあだ名でも「総理」と呼ぶわけにはいかんだろうし、残念ながらあなたはその器ではないと思うよ、役割的に》 岸田首相の内閣支持率は低迷を続けたまま。河野氏が実際に「総理」と呼ばれる日は来るのだろうか。
河野太郎デジタル担当相のショート動画が、Twitterで注目を集めている。動画は、視聴者から寄せられた質問を河野氏が読み、それに答える形だ。
「河野さんはニックネームがありますか? 岸田(文雄)さんは『ふみきゅん』だそうです」
対して河野氏は、笑顔でこう答える。
「ふみきゅん(笑)。ニックネームね。なんだろう。別に『総理』と呼んでいただいても構わないんですけど」
わずか12秒の動画だが、1月8日に投稿されるとすぐに拡散し、視聴回数は21万回を超えた。
この動画は、2021年10月3日、河野氏がインターネットで生配信した「たろうとかたろう」の切り取りだ。元の動画では、河野氏が1時間強にわたって、次々と視聴者の質問に答えていく。
「2021年9月29日に投開票された自民党総裁選で、河野氏は党員票で投票総数の約44%を獲得したものの、過半数に届かず、決戦投票で岸田氏に大差をつけられて敗北しました。動画は、河野氏が行革担当相から自民党の『広報本部長』になることが決まったときのものです。
ただ、『総理と呼んでいただいて構わない』という発言は、当時から本気なのか自虐的ギャグなのか微妙で、『なんで総裁選で負けたのか理解する気なし』『自虐ネタが痛々しすぎ』などの声があがっていました」(政治担当記者)
河野氏は、2022年8月に発足した第2次岸田改造内閣で、デジタル相として再入閣。
毎日新聞の2022年11月の世論調査では、「日本の首相になってほしいと思う人」として1位(15%)。2022年12月のJNNの世論調査では「次の総理にふさわしい人」として1位(19%)。「ポスト岸田」として真っ先に名前があがる存在だ。
だが、今回、1年3カ月ぶりに「総理と呼んでいただいて構わない」動画が拡散すると、SNSでは再び批判の声が巻き起こった。
《冗談にも程がある》
《“総理”とだけは呼びたくない。この男だけは何があっても呼びたくない…》
《総理じゃない者をあだ名でも「総理」と呼ぶわけにはいかんだろうし、残念ながらあなたはその器ではないと思うよ、役割的に》
岸田首相の内閣支持率は低迷を続けたまま。河野氏が実際に「総理」と呼ばれる日は来るのだろうか。