新型コロナ対策の人流抑制も落ち着き、お正月休みに家族や友人と旅行に行くという人も多いのでは。そんな長期間家を留守にするときに便利なのが“置き配サービス”。これは、ネットで注文した商品などを配達員が手渡しするのではなく、在宅でも留守でも指定された場所に商品を届けてくれるサービスだ。
主なECモールではAmazonや楽天が実施しているが、便利な一方で様々なトラブルも発生しているという――。
大阪府の分譲住宅に住むAさん(26歳女性・専業主婦)は、こんな困った経験があるそうだ。
「Amazonで商品を注文し、自宅の玄関の前に届けるよう置き配設定をしました。到着予定日、サイトでは“配達完了”となっているのに一向に荷物が届かない……。もしや、と思って隣の家の玄関を見せてもらうと、そこに自分の荷物が置いてあったんです」(Aさん)
その後、Aさんは置き配の設定をやめて手渡しで荷物を受け取るように変更したという。
北海道のアパートに住むBさんも届けられたはずの荷物が無くなっていた経験が(23歳女性・会社員)。
「Amazonで置き配設定をしていましたが、後日、“配達完了”のお知らせとアパートの玄関先に荷物を置いた写真が送られてきたのですが、家に帰るとその商品が箱ごと無くなっていたんです。きっと誰かに盗られてしまったのかもしれません」(Bさん)
結局その荷物が戻って来ることは無かったため、BさんはAmazonに問い合わせるとすぐに同じ商品を送ってくれたという。
他にも、置き配サービスでこんな困った経験が寄せられている――。
《オートロックのはずなのに部屋の前に置かれていてびっくりしました》(24歳女性・会社員)《置き配指定したのに不意票がポストに入っていて、持ち帰られた!》(23歳女性・会社員)《初回盤ブルーレイを頼んでいた時に、ポストに入るサイズなのに玄関前に置かれてひやっとしたことがあります》(27歳女性・会社員)
便利なサービスであるからこそ、トラブルが無くなることを願うばかりだ――。