「娘に甘いは親父の習い」ということわざがあるように、世の父親は娘に対してはとかく甘いものである。皇室においても例外ではなく、秋篠宮さまは娘をかばい続けてきた。しかし、眞子さんが見つめるのは小室さんのみ。ついに今年の誕生日会見で父娘関係の異変が表出して──。
【写真】下まぶたを上げ笑うニューヨークの眞子さん。他、ワインレッドの差し色が入る秋篠宮さまや眞子さん佳子さまらの家族写真、玄関前で眞子さんと話す秋篠宮さまも《漠として一年の感想と言われても困ります》 秋篠宮さまの肉声を伝える書籍『秋篠宮』(2022年)によれば、秋篠宮さまは、毎年行われる誕生日会見に対して、かつてそのような感想を抱かれていたという。秋篠宮さまは11月30日、57才の誕生日を迎えられ、今年も会見に臨まれた。
注目されたのは、長女の眞子さんと小室圭さんについて言及されるかどうか。というのも、昨年の会見で、秋篠宮さまは小室さんのことを「夫の方」「娘の夫」と表現され、ついにその名を呼ばれることはなかったからだ。「昨年の会見での秋篠宮さまの小室さんの突き放し方はあまりに衝撃的でした。例によって今年も担当記者らが事前に宮内庁側に提出した質問には、眞子さんの近況が含まれていた。結婚から1年が経ち、秋篠宮さまと小室さん夫婦の関係性に進展があるのではと期待されていたのです。 ところが、今年の秋篠宮さまは“ゼロ回答”でした。皇室のスポークスマンの役割を担われてきた秋篠宮さまらしからぬ、歯切れの悪い会見だったという印象です」(宮内庁関係者) 秋篠宮さまは感情を表に出されないポーカーフェイスで知られるが、近頃は様子が異なっていたという。「普段なら淡々とされている場面でも、笑みがこぼれおちるようなご様子でした。小室さんの合格を、内心ではよほど安堵されたのかと感じました」(前出・宮内庁関係者) 10月下旬、小室さんが3度目の挑戦で米ニューヨーク州の司法試験に合格したという吉報がもたらされた。今後、現在の勤務先や、複数の先輩弁護士らの「宣誓書」の提出などを経て、正式に弁護士登録がされる見通しだ。これまで法務助手として働いていた小室さんの年収は600万円ほどとみられていた。急激な物価高に見舞われているニューヨークで生活するには厳しい額である。「眞子さんは1億3000万円を超える結婚一時金を辞退しましたから、不合格のままの生活が続けば、元皇族にふさわしい生活どころか、生活そのものが苦しいはずです。しかし、弁護士になればいまの5倍程度の収入になる。 昨年の誕生日会見で秋篠宮さまが見せられた小室さんへの厳しい態度は、あくまで眞子さんのことを心配されてのこと。小室さんを祝福したいお気持ちというより、収入が増えることは眞子さんの経済的な安心につながりますから、秋篠宮さまはとにかくホッとされたでしょうね」(皇室記者) 10月24日には宮内庁幹部が「宮内庁として申し上げることはない」とコメントし、小室さんの合格にまつわる話題は一段落したかのように思えた。しかし、3日後の27日に行われた秋篠宮家最側近の会見で、ご夫妻は「お喜びのご様子」だと改めて明かされる一幕があった。前出の宮内庁関係者が語る。「異例の発表でした。側近の一存でご夫妻のお気持ちを発言することは、通常ありえません。つまり、秋篠宮さまや紀子さまが“公表してほしい”という希望を持たれていたと考えられます。逆説的ですが、そのことがまた、秋篠宮ご夫妻と小室さん夫婦の断絶を感じさせることになりました」 紀子さまは今年9月に文書で、眞子さんについて《近況や生活については、本人の希望もあり、お答えは控えます》としながらも、《今は直接会うことが叶いませんが、庭の花の世話をしながら、木香薔薇のアーチを作り、いつか娘と一緒にゆっくり庭を歩くことができましたら、と思っております》と、眞子さんのお印の花に触れながら、長女への思いを綴られていた。「文書で眞子さんへのメッセージを強く打ち出されたのは、お気持ちを眞子さんに直接お伝えできる状況になく、報道という間接的な手段を使わざるをえないという現状を意味すると囁かれました。『お喜びのご様子』という最側近の会見も、同じ構図でしょう」(前出・皇室記者) 今年の秋篠宮さまの誕生日会見でのご発言は、図らずもその証左となった。「小室さんには言及しなかったものの、秋篠宮さまは眞子さんについて“自分のことについて話すのを控えてほしいと申しているようなので、私からは何も話せない”という趣旨の発言をされました。“自分が直接話したわけではない”という伝聞の強調は、親子関係の溝が修復できていないということを示唆されているのでしょう。眞子さんへの思いやりを感じさせる一方で、小室さん夫婦へのやるせない思い、忸怩たる気持ちがほとばしるようなお言葉でした」(前出・皇室記者) 結婚から1年が経過しても娘との対話はままならない──原因は無論、小室さんにある。結婚は駄目だとは言えない 秋篠宮さまは小室さんに不信感を抱かれて久しいという。「渡米後、2度目の司法試験の受験時には、結果どころか受験をしたかどうかすら、秋篠宮さまへの連絡はなかったそうです。娘を案じる父親としては、大いに不満だったとしても不思議はありません」(前出・宮内庁関係者) 秋篠宮さまは当初、小室さんのことを「非常に真面目な人」だと評されていた。しかし、2017年12月に小室家の金銭トラブルが発覚した後の対応で、その評価は一変する。「秋篠宮邸に説明に訪れた小室さんは、“貸与ではなく贈与と認識している”と自分たちに非はないことを主張するばかりだったといいます。小室家側に立った眞子さんもそれに同調した。国民に納得してもらえるような説明は一向になされませんでした」(前出・宮内庁関係者) それでも秋篠宮さまは、結婚を反対することはなかった。前出の『秋篠宮』によれば、《私は立場上、憲法を守らなくてはいけません。ですから、二人が結婚したい以上、結婚は駄目だとは言えません》というお考えだったという。 実際に、できる限りの準備を進めてもいた。別の宮内庁関係者が当時の状況を明かす。「イメージの通りですが、皇族の結婚は儀式が多い。儀式に伴う装備には、さまざまなお金がかかります。秋篠宮ご夫妻は、小室家の経済事情を慮られ、そのキャパシティーを超える費用は肩代わりする方向で話を進められていた。実際に納采の儀に向けて用立てられた物もあったと聞いています」 眞子さんは小室家側の説明に困惑するご夫妻の様子に不信感をおぼえたという。どうにか結婚を“納得”させたい──そうして眞子さんが考えた打開策こそ、小室さんが留学することで海外に拠点を作り、将来的に弁護士を目指すことだった。しかし、それは秋篠宮さまが求めた対応とはまったく異なるものだった。「秋篠宮さまは“職業に貴賤はない”とお考えで、小室さんはパラリーガルのままでもいい、ふたりが身の丈に合った生活をすればいいと考えられていました。小室家側に求めていたのは、国民に納得し喜んでもらう状況を作り出すこと、ただそれだけ。しかし、結果として小室さんはトラブルを放置する形で留学してしまった。秋篠宮さまは小室さんに対する態度を硬化させていったといいます」(前出・宮内庁関係者) 秋篠宮さまは、その後も小室さんに期待を裏切られ続けてきた。小室さんは、2021年7月に1回目の試験を受け、合格発表を待つ間に眞子さんと結婚。合格の自信があるそぶりを見せていたという。しかし、結果は不合格だった。「2度の不合格を経て、次の試験も受けると知った秋篠宮さまは、弁護士として周囲から信頼を得られるのかと疑問を抱かれ、“3度目を最後にするべきだ”というお気持ちを周囲にこぼされるようになられたそうです」(前出・宮内庁関係者)学生時代の出会いで結婚 小室さんとは距離を置く一方で、秋篠宮さまは、娘のことを支え続けてきた。しかし、眞子さんは「絶対に日本には帰らない」と周囲に話しているという。「渡米から1年が経ち、ニューヨーク生活にも慣れてきたのではないでしょうか。近所の鮮魚店で魚を買ってさばいたり、産婦人科に通って妊活に励んだりと“第二の人生”を謳歌しているようにみえます」(在米ジャーナリスト) 2018年の誕生日会見で、秋篠宮さまは《納采の儀というのを行うことはできません》と明言された。この頃にはすでに、親子関係は冷え切り、会話の機会はほとんどなくなっていたという。しかし、膠着していた結婚問題を進展させたのは、ほかならぬ秋篠宮さまだった。「2020年の誕生日会見で《結婚することを認めるということです》とご発言されたことは、結婚に向けての大きな一歩のように思えました」(前出・皇室記者) 秋篠宮さまは眞子さんが結婚した後の、2021年の誕生日会見でも娘のことをかばい続けた。「会見では、皇室にとって《公は常に私に優先されるべきもの》としながらも、眞子さんの結婚については、“公と私というものにうまく当てはまるものなのか。娘は皇族である間、常に公を優先させてきた”とあくまで娘の立場に寄り添われました」(前出・皇室記者) 秋篠宮さまはかねて、皇族にもプライベートはあるという考えをお持ちだ。もちろん眞子さんもそれを前提として育てられてきた。「秋篠宮さまは、自身の経験から“学生時代に相手を見つけないと結婚は難しい”とも話されていたそうです。また、眞子さんのことは、女性皇族はいずれ皇室を出て一般人になるものだと育てられてきた。娘が小室さんとの結婚に執心したこととご自身は無関係とはいえないという思いもあり、眞子さんを案じられているのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者) 親子関係は冷え切ったまま、眞子さんは渡米したが、秋篠宮さまは惜しみなく支援をされた。「ニューヨーク総領事に赴任することになった旧知の森美樹夫氏を赤坂東邸に呼んで話をしたことが功を奏したのでしょう、現地には小室さん夫婦の担当者が置かれました。眞子さんは、ビザの手配や病院の手配、その他日常の細かい心配事まで、事細かく相談しているようですよ」(前出・在米ジャーナリスト) そして小室さんは合格し、秋篠宮ご夫妻は“間接的”に「お喜び」をお伝えになった──。「秋篠宮さまと2人で海外を旅行するほど仲のよかった眞子さんは、もう以前のような娘ではなくなってしまった。彼女をここまで変えてしまった小室さんのことは、もはや“語る価値がない”とお考えなのかもしれません」(前出・宮内庁関係者) 雪解けの季節は遠い。※女性セブン2022年12月15日号
《漠として一年の感想と言われても困ります》
秋篠宮さまの肉声を伝える書籍『秋篠宮』(2022年)によれば、秋篠宮さまは、毎年行われる誕生日会見に対して、かつてそのような感想を抱かれていたという。秋篠宮さまは11月30日、57才の誕生日を迎えられ、今年も会見に臨まれた。
注目されたのは、長女の眞子さんと小室圭さんについて言及されるかどうか。というのも、昨年の会見で、秋篠宮さまは小室さんのことを「夫の方」「娘の夫」と表現され、ついにその名を呼ばれることはなかったからだ。
「昨年の会見での秋篠宮さまの小室さんの突き放し方はあまりに衝撃的でした。例によって今年も担当記者らが事前に宮内庁側に提出した質問には、眞子さんの近況が含まれていた。結婚から1年が経ち、秋篠宮さまと小室さん夫婦の関係性に進展があるのではと期待されていたのです。
ところが、今年の秋篠宮さまは“ゼロ回答”でした。皇室のスポークスマンの役割を担われてきた秋篠宮さまらしからぬ、歯切れの悪い会見だったという印象です」(宮内庁関係者)
秋篠宮さまは感情を表に出されないポーカーフェイスで知られるが、近頃は様子が異なっていたという。
「普段なら淡々とされている場面でも、笑みがこぼれおちるようなご様子でした。小室さんの合格を、内心ではよほど安堵されたのかと感じました」(前出・宮内庁関係者)
10月下旬、小室さんが3度目の挑戦で米ニューヨーク州の司法試験に合格したという吉報がもたらされた。今後、現在の勤務先や、複数の先輩弁護士らの「宣誓書」の提出などを経て、正式に弁護士登録がされる見通しだ。これまで法務助手として働いていた小室さんの年収は600万円ほどとみられていた。急激な物価高に見舞われているニューヨークで生活するには厳しい額である。
「眞子さんは1億3000万円を超える結婚一時金を辞退しましたから、不合格のままの生活が続けば、元皇族にふさわしい生活どころか、生活そのものが苦しいはずです。しかし、弁護士になればいまの5倍程度の収入になる。
昨年の誕生日会見で秋篠宮さまが見せられた小室さんへの厳しい態度は、あくまで眞子さんのことを心配されてのこと。小室さんを祝福したいお気持ちというより、収入が増えることは眞子さんの経済的な安心につながりますから、秋篠宮さまはとにかくホッとされたでしょうね」(皇室記者)
10月24日には宮内庁幹部が「宮内庁として申し上げることはない」とコメントし、小室さんの合格にまつわる話題は一段落したかのように思えた。しかし、3日後の27日に行われた秋篠宮家最側近の会見で、ご夫妻は「お喜びのご様子」だと改めて明かされる一幕があった。前出の宮内庁関係者が語る。
「異例の発表でした。側近の一存でご夫妻のお気持ちを発言することは、通常ありえません。つまり、秋篠宮さまや紀子さまが“公表してほしい”という希望を持たれていたと考えられます。逆説的ですが、そのことがまた、秋篠宮ご夫妻と小室さん夫婦の断絶を感じさせることになりました」
紀子さまは今年9月に文書で、眞子さんについて《近況や生活については、本人の希望もあり、お答えは控えます》としながらも、《今は直接会うことが叶いませんが、庭の花の世話をしながら、木香薔薇のアーチを作り、いつか娘と一緒にゆっくり庭を歩くことができましたら、と思っております》と、眞子さんのお印の花に触れながら、長女への思いを綴られていた。
「文書で眞子さんへのメッセージを強く打ち出されたのは、お気持ちを眞子さんに直接お伝えできる状況になく、報道という間接的な手段を使わざるをえないという現状を意味すると囁かれました。『お喜びのご様子』という最側近の会見も、同じ構図でしょう」(前出・皇室記者)
今年の秋篠宮さまの誕生日会見でのご発言は、図らずもその証左となった。
「小室さんには言及しなかったものの、秋篠宮さまは眞子さんについて“自分のことについて話すのを控えてほしいと申しているようなので、私からは何も話せない”という趣旨の発言をされました。“自分が直接話したわけではない”という伝聞の強調は、親子関係の溝が修復できていないということを示唆されているのでしょう。眞子さんへの思いやりを感じさせる一方で、小室さん夫婦へのやるせない思い、忸怩たる気持ちがほとばしるようなお言葉でした」(前出・皇室記者)
結婚から1年が経過しても娘との対話はままならない──原因は無論、小室さんにある。
秋篠宮さまは小室さんに不信感を抱かれて久しいという。
「渡米後、2度目の司法試験の受験時には、結果どころか受験をしたかどうかすら、秋篠宮さまへの連絡はなかったそうです。娘を案じる父親としては、大いに不満だったとしても不思議はありません」(前出・宮内庁関係者)
秋篠宮さまは当初、小室さんのことを「非常に真面目な人」だと評されていた。しかし、2017年12月に小室家の金銭トラブルが発覚した後の対応で、その評価は一変する。
「秋篠宮邸に説明に訪れた小室さんは、“貸与ではなく贈与と認識している”と自分たちに非はないことを主張するばかりだったといいます。小室家側に立った眞子さんもそれに同調した。国民に納得してもらえるような説明は一向になされませんでした」(前出・宮内庁関係者)
それでも秋篠宮さまは、結婚を反対することはなかった。前出の『秋篠宮』によれば、《私は立場上、憲法を守らなくてはいけません。ですから、二人が結婚したい以上、結婚は駄目だとは言えません》というお考えだったという。
実際に、できる限りの準備を進めてもいた。別の宮内庁関係者が当時の状況を明かす。
「イメージの通りですが、皇族の結婚は儀式が多い。儀式に伴う装備には、さまざまなお金がかかります。秋篠宮ご夫妻は、小室家の経済事情を慮られ、そのキャパシティーを超える費用は肩代わりする方向で話を進められていた。実際に納采の儀に向けて用立てられた物もあったと聞いています」
眞子さんは小室家側の説明に困惑するご夫妻の様子に不信感をおぼえたという。どうにか結婚を“納得”させたい──そうして眞子さんが考えた打開策こそ、小室さんが留学することで海外に拠点を作り、将来的に弁護士を目指すことだった。しかし、それは秋篠宮さまが求めた対応とはまったく異なるものだった。
「秋篠宮さまは“職業に貴賤はない”とお考えで、小室さんはパラリーガルのままでもいい、ふたりが身の丈に合った生活をすればいいと考えられていました。小室家側に求めていたのは、国民に納得し喜んでもらう状況を作り出すこと、ただそれだけ。しかし、結果として小室さんはトラブルを放置する形で留学してしまった。秋篠宮さまは小室さんに対する態度を硬化させていったといいます」(前出・宮内庁関係者)
秋篠宮さまは、その後も小室さんに期待を裏切られ続けてきた。小室さんは、2021年7月に1回目の試験を受け、合格発表を待つ間に眞子さんと結婚。合格の自信があるそぶりを見せていたという。しかし、結果は不合格だった。
「2度の不合格を経て、次の試験も受けると知った秋篠宮さまは、弁護士として周囲から信頼を得られるのかと疑問を抱かれ、“3度目を最後にするべきだ”というお気持ちを周囲にこぼされるようになられたそうです」(前出・宮内庁関係者)
小室さんとは距離を置く一方で、秋篠宮さまは、娘のことを支え続けてきた。しかし、眞子さんは「絶対に日本には帰らない」と周囲に話しているという。
「渡米から1年が経ち、ニューヨーク生活にも慣れてきたのではないでしょうか。近所の鮮魚店で魚を買ってさばいたり、産婦人科に通って妊活に励んだりと“第二の人生”を謳歌しているようにみえます」(在米ジャーナリスト)
2018年の誕生日会見で、秋篠宮さまは《納采の儀というのを行うことはできません》と明言された。この頃にはすでに、親子関係は冷え切り、会話の機会はほとんどなくなっていたという。しかし、膠着していた結婚問題を進展させたのは、ほかならぬ秋篠宮さまだった。
「2020年の誕生日会見で《結婚することを認めるということです》とご発言されたことは、結婚に向けての大きな一歩のように思えました」(前出・皇室記者)
秋篠宮さまは眞子さんが結婚した後の、2021年の誕生日会見でも娘のことをかばい続けた。
「会見では、皇室にとって《公は常に私に優先されるべきもの》としながらも、眞子さんの結婚については、“公と私というものにうまく当てはまるものなのか。娘は皇族である間、常に公を優先させてきた”とあくまで娘の立場に寄り添われました」(前出・皇室記者)
秋篠宮さまはかねて、皇族にもプライベートはあるという考えをお持ちだ。もちろん眞子さんもそれを前提として育てられてきた。
「秋篠宮さまは、自身の経験から“学生時代に相手を見つけないと結婚は難しい”とも話されていたそうです。また、眞子さんのことは、女性皇族はいずれ皇室を出て一般人になるものだと育てられてきた。娘が小室さんとの結婚に執心したこととご自身は無関係とはいえないという思いもあり、眞子さんを案じられているのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
親子関係は冷え切ったまま、眞子さんは渡米したが、秋篠宮さまは惜しみなく支援をされた。
「ニューヨーク総領事に赴任することになった旧知の森美樹夫氏を赤坂東邸に呼んで話をしたことが功を奏したのでしょう、現地には小室さん夫婦の担当者が置かれました。眞子さんは、ビザの手配や病院の手配、その他日常の細かい心配事まで、事細かく相談しているようですよ」(前出・在米ジャーナリスト)
そして小室さんは合格し、秋篠宮ご夫妻は“間接的”に「お喜び」をお伝えになった──。
「秋篠宮さまと2人で海外を旅行するほど仲のよかった眞子さんは、もう以前のような娘ではなくなってしまった。彼女をここまで変えてしまった小室さんのことは、もはや“語る価値がない”とお考えなのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
雪解けの季節は遠い。
※女性セブン2022年12月15日号