「卵を買えば配当が得られる」とうたって、いわゆる「ネズミ講」を営んだ疑いで社長の男らが逮捕された事件で、およそ8割の会員は、お金を払ったにもかかわらず、卵が送られていなかったことがわかった。
「みんなのたまご倶楽部」運営会社社長の峯岸正治容疑者(58)らは、ネズミ講を営んだ疑いが持たれている。
峯岸容疑者らは、月額1万3,900円を支払い、新規会員を紹介すると、毎月卵90個と、最大でおよそ160万円の配当を受け取れるとうたっていたが、実際には、会員のおよそ8割には卵が送られていなかった。
被害にあった男性「もうすぐ届くよ届くよと、ずっと口癖のように言っていたけども、それ(卵)が届かない。疑問の声に対して、(峯岸は)『なぜ待てないんだお前たちは』」
配当を一度も受け取っていない会員は、7割以上にのぼっていた。