「女子高生が電車でおっさんについて話していて…」創業者(55)が語る、1時間1000円で「おっさん」をレンタルできるサービスを始めたワケ から続く
「おっさん」を1時間1000円からレンタルできるサービス「おっさんレンタル」。このサービスでは、悩み相談から論文の添削、キャンプ同行まで、ありとあらゆる要望に対応してくれるそうだ。
【画像】大学教授からインドで悟ったおっさんまで…「おっさんレンタル」で働く人々を見る
そんな一風変わったサービスを立ち上げたのは、スタイリストとしても活躍する西本貴信さん(55)。西本さんに「おっさんレンタル」を始めた経緯や10年間続いた理由、依頼の多いレンタル内容などについて詳しく聞いた。(全2回の2回目/前編を読む)
◆◆◆
――大学教授から世界を旅した「おっさん」までいろいろな方が在籍しているんですね。
西本 好き嫌いなく、いろんな「おっさん」を採用するようにしています。
人気の「おっさん」はやっぱり新規客が入ってますね。「おっさん」同士が張り合ってしまうので、ランキングとかは出せないんですけど(笑)。人気の「おっさん」だと週5回くらい利用されていると思います。
西本貴信さん(55)
プロフィールは「何かに特化していることがわかるように書いてください」と言っています。幅広いことができる「おっさん」より、何かに特化してる「おっさん」のほうが人気が出ている感じがあるので。
6年くらい在籍してるLGBTQ当事者の「おっさん」は初めからすごく人気があって。同じ当事者の方が悩みを打ち明けにきたりするみたいです。「おっさん」側も気持ちがわかるから、親身になって話を聞くことができるんですよね。
――最近の利用内容はどんなものが多いのでしょうか。西本 やっぱり相談というか、聞いてほしいっていうのが中心。当初は不倫の相談とか困りごとを聞いてほしいみたいな内容が多かったんですが、最近はノープランでの呼び出しも多いです。とりあえず呼んで、その後に何しようか考えるみたいな。 指名なしですぐ行ける「おっさん」を派遣する「クイックおっさん」というサービスも人気です。 だいたい、主な依頼内容は「相談」「作業」「遊び」という感じなんですけど、最近は遊び系が増えました。行ったことがないところに同行してもらうとか、ライブチケットが余ったから一緒に行ってほしいとかね。芸人志望の子から「M-1に出たいんだけど相方が名古屋にいて練習できない」と相談を受け、相方役をやったこともありました。――男性の利用者は少ないのでしょうか。男性からの主な依頼内容西本 最近は増えてきましたね。転職の相談や就活の面接練習とか、会社のパワハラの相談なんかが多いです。もともと、始めた時は若い男性が利用すると思ってたんですよ。人生の先輩に会う感覚というか。でも蓋を開けたら女性ばかりで驚いています。――利用時間が長い依頼ではどんなものがありましたか。西本 お客さんが新幹線代を出してくれて、とある地方に呼ばれて、2泊3日でレンタルされるというのがありました。そのお客さんが友達を集めて、それぞれの人から1時間ずつレンタルされて、みんなから悩み相談を受けた。で、最後に居酒屋に集合してみんなで飲みました。 あとはキャンプの付き添いで1泊2日レンタルされるとか。キャンプ好きの「おっさん」がキャンプ用品を全部持っていって、キャンプのお膳立てをするような依頼でした。道具を貸して、片付けも全部やって、キャンプファイヤーの火を管理する。ご飯を食べる時や寝る時は別の場所に移動して、できるだけ邪魔をしないように気をつけていたみたいですね。――トラブルはほとんどないとのことでしたが、危ない依頼はないのでしょうか?西本 僕がひとりでやっていた時は色んな依頼がありましたよ。引っ越しを手伝ってくれと言われて夜中に荷物を運んで……「これ、夜逃げかな?」っていうのとか。 僕のポリシーで、依頼内容は行ってから聞くんです。ちょっとゲーム性があって何が起きるのかなってワクワクするので。――常連の方もいらっしゃるのでしょうか。西本 毎月1回のレンタルを7年くらい続けてくださるお客さんがいますね。最初は悩み相談を受けていましたが、今はもう特に何かを話すでもなく、ぽろぽろっと雑談が出てくるだけ。でも、進学や就職する間もずっとレンタルしてくれていたので近況についてはずっと聞いていて。 ロングランで働いている「おっさん」は、そんな風に人の成長を見られるというのも楽しいみたいです。――確かに、10年経てばお客さんの状況も変わりますよね。“ダサい”ホームページを変えない理由西本 昔のお客さんから「西本さん、覚えてる?」っていきなりLINE来たりするんですけど、アイコンだけじゃ誰だかわからなくて焦ったりとか(笑)。でも、そういう風にうっすらつながってるのが楽しいと思いますね。――ユーザーはどれくらいいらっしゃるんでしょうか。西本 僕をレンタルした利用客だけで1000人以上ですね。今日も25件ぐらいはレンタル依頼が入っていると思う。年間にするとすごい人数ですね。――ここまで継続できた要因をどうお考えですか。西本 何も変えていないのがよかったのかな。値段もシステムも据え置き、やることといえばホームページの壁紙をたまに変えるだけ。 あのホームページ、ダサいでしょう(笑)。でもわざとダサくしてるんですよ。在籍する「おっさん」に「みんなスーツでスタジオで撮った写真に揃えたらもっとかっこいいですやん」とか言われたけど、それは違う。 ユーザーが求めているのは日常なので、「おっさん」側が変にキメめてたりすると会うハードルが高くなってしまう。だからプロフィール写真も、自信がないものを持ってくる「おっさん」が多いんです。――今、在籍している「おっさん」は70人とのことですが、西本さんの考えに共感して集まったというのも10年間続いている要因の一つでしょうか。西本 そうだと思います。メンバーにありがとうと言いたいですよ。自分以外の「おっさん」を増やすのには勇気が要りました。全てを満遍なく管理することはできないし、暴走するかもしれない。でも類が友を呼んだのか、こちらの理念に合う人が集まってくれて。 取材された記事や私の本を読んで共感してくれた「おっさん」が集まるからなのかなと思います。在籍する「おっさん」からの他薦が増えているのも、「おっさん」自身が満足しているからですよね。 結局、お客さんも「おっさん」も満足してるってことなんです。人生が変わるくらい満足してる人もいて。だから、継続できたんだろうと思います。写真=杉山秀樹/文藝春秋「おっさんレンタル」https://ossanrental.thebase.in/(宿無の翁)
――最近の利用内容はどんなものが多いのでしょうか。
西本 やっぱり相談というか、聞いてほしいっていうのが中心。当初は不倫の相談とか困りごとを聞いてほしいみたいな内容が多かったんですが、最近はノープランでの呼び出しも多いです。とりあえず呼んで、その後に何しようか考えるみたいな。
指名なしですぐ行ける「おっさん」を派遣する「クイックおっさん」というサービスも人気です。
だいたい、主な依頼内容は「相談」「作業」「遊び」という感じなんですけど、最近は遊び系が増えました。行ったことがないところに同行してもらうとか、ライブチケットが余ったから一緒に行ってほしいとかね。芸人志望の子から「M-1に出たいんだけど相方が名古屋にいて練習できない」と相談を受け、相方役をやったこともありました。
――男性の利用者は少ないのでしょうか。
西本 最近は増えてきましたね。転職の相談や就活の面接練習とか、会社のパワハラの相談なんかが多いです。もともと、始めた時は若い男性が利用すると思ってたんですよ。人生の先輩に会う感覚というか。でも蓋を開けたら女性ばかりで驚いています。
――利用時間が長い依頼ではどんなものがありましたか。
西本 お客さんが新幹線代を出してくれて、とある地方に呼ばれて、2泊3日でレンタルされるというのがありました。そのお客さんが友達を集めて、それぞれの人から1時間ずつレンタルされて、みんなから悩み相談を受けた。で、最後に居酒屋に集合してみんなで飲みました。
あとはキャンプの付き添いで1泊2日レンタルされるとか。キャンプ好きの「おっさん」がキャンプ用品を全部持っていって、キャンプのお膳立てをするような依頼でした。道具を貸して、片付けも全部やって、キャンプファイヤーの火を管理する。ご飯を食べる時や寝る時は別の場所に移動して、できるだけ邪魔をしないように気をつけていたみたいですね。――トラブルはほとんどないとのことでしたが、危ない依頼はないのでしょうか?西本 僕がひとりでやっていた時は色んな依頼がありましたよ。引っ越しを手伝ってくれと言われて夜中に荷物を運んで……「これ、夜逃げかな?」っていうのとか。 僕のポリシーで、依頼内容は行ってから聞くんです。ちょっとゲーム性があって何が起きるのかなってワクワクするので。――常連の方もいらっしゃるのでしょうか。西本 毎月1回のレンタルを7年くらい続けてくださるお客さんがいますね。最初は悩み相談を受けていましたが、今はもう特に何かを話すでもなく、ぽろぽろっと雑談が出てくるだけ。でも、進学や就職する間もずっとレンタルしてくれていたので近況についてはずっと聞いていて。 ロングランで働いている「おっさん」は、そんな風に人の成長を見られるというのも楽しいみたいです。――確かに、10年経てばお客さんの状況も変わりますよね。“ダサい”ホームページを変えない理由西本 昔のお客さんから「西本さん、覚えてる?」っていきなりLINE来たりするんですけど、アイコンだけじゃ誰だかわからなくて焦ったりとか(笑)。でも、そういう風にうっすらつながってるのが楽しいと思いますね。――ユーザーはどれくらいいらっしゃるんでしょうか。西本 僕をレンタルした利用客だけで1000人以上ですね。今日も25件ぐらいはレンタル依頼が入っていると思う。年間にするとすごい人数ですね。――ここまで継続できた要因をどうお考えですか。西本 何も変えていないのがよかったのかな。値段もシステムも据え置き、やることといえばホームページの壁紙をたまに変えるだけ。 あのホームページ、ダサいでしょう(笑)。でもわざとダサくしてるんですよ。在籍する「おっさん」に「みんなスーツでスタジオで撮った写真に揃えたらもっとかっこいいですやん」とか言われたけど、それは違う。 ユーザーが求めているのは日常なので、「おっさん」側が変にキメめてたりすると会うハードルが高くなってしまう。だからプロフィール写真も、自信がないものを持ってくる「おっさん」が多いんです。――今、在籍している「おっさん」は70人とのことですが、西本さんの考えに共感して集まったというのも10年間続いている要因の一つでしょうか。西本 そうだと思います。メンバーにありがとうと言いたいですよ。自分以外の「おっさん」を増やすのには勇気が要りました。全てを満遍なく管理することはできないし、暴走するかもしれない。でも類が友を呼んだのか、こちらの理念に合う人が集まってくれて。 取材された記事や私の本を読んで共感してくれた「おっさん」が集まるからなのかなと思います。在籍する「おっさん」からの他薦が増えているのも、「おっさん」自身が満足しているからですよね。 結局、お客さんも「おっさん」も満足してるってことなんです。人生が変わるくらい満足してる人もいて。だから、継続できたんだろうと思います。写真=杉山秀樹/文藝春秋「おっさんレンタル」https://ossanrental.thebase.in/(宿無の翁)

あとはキャンプの付き添いで1泊2日レンタルされるとか。キャンプ好きの「おっさん」がキャンプ用品を全部持っていって、キャンプのお膳立てをするような依頼でした。道具を貸して、片付けも全部やって、キャンプファイヤーの火を管理する。ご飯を食べる時や寝る時は別の場所に移動して、できるだけ邪魔をしないように気をつけていたみたいですね。
――トラブルはほとんどないとのことでしたが、危ない依頼はないのでしょうか?
西本 僕がひとりでやっていた時は色んな依頼がありましたよ。引っ越しを手伝ってくれと言われて夜中に荷物を運んで……「これ、夜逃げかな?」っていうのとか。
僕のポリシーで、依頼内容は行ってから聞くんです。ちょっとゲーム性があって何が起きるのかなってワクワクするので。
――常連の方もいらっしゃるのでしょうか。西本 毎月1回のレンタルを7年くらい続けてくださるお客さんがいますね。最初は悩み相談を受けていましたが、今はもう特に何かを話すでもなく、ぽろぽろっと雑談が出てくるだけ。でも、進学や就職する間もずっとレンタルしてくれていたので近況についてはずっと聞いていて。 ロングランで働いている「おっさん」は、そんな風に人の成長を見られるというのも楽しいみたいです。――確かに、10年経てばお客さんの状況も変わりますよね。“ダサい”ホームページを変えない理由西本 昔のお客さんから「西本さん、覚えてる?」っていきなりLINE来たりするんですけど、アイコンだけじゃ誰だかわからなくて焦ったりとか(笑)。でも、そういう風にうっすらつながってるのが楽しいと思いますね。――ユーザーはどれくらいいらっしゃるんでしょうか。西本 僕をレンタルした利用客だけで1000人以上ですね。今日も25件ぐらいはレンタル依頼が入っていると思う。年間にするとすごい人数ですね。――ここまで継続できた要因をどうお考えですか。西本 何も変えていないのがよかったのかな。値段もシステムも据え置き、やることといえばホームページの壁紙をたまに変えるだけ。 あのホームページ、ダサいでしょう(笑)。でもわざとダサくしてるんですよ。在籍する「おっさん」に「みんなスーツでスタジオで撮った写真に揃えたらもっとかっこいいですやん」とか言われたけど、それは違う。 ユーザーが求めているのは日常なので、「おっさん」側が変にキメめてたりすると会うハードルが高くなってしまう。だからプロフィール写真も、自信がないものを持ってくる「おっさん」が多いんです。――今、在籍している「おっさん」は70人とのことですが、西本さんの考えに共感して集まったというのも10年間続いている要因の一つでしょうか。西本 そうだと思います。メンバーにありがとうと言いたいですよ。自分以外の「おっさん」を増やすのには勇気が要りました。全てを満遍なく管理することはできないし、暴走するかもしれない。でも類が友を呼んだのか、こちらの理念に合う人が集まってくれて。 取材された記事や私の本を読んで共感してくれた「おっさん」が集まるからなのかなと思います。在籍する「おっさん」からの他薦が増えているのも、「おっさん」自身が満足しているからですよね。 結局、お客さんも「おっさん」も満足してるってことなんです。人生が変わるくらい満足してる人もいて。だから、継続できたんだろうと思います。写真=杉山秀樹/文藝春秋「おっさんレンタル」https://ossanrental.thebase.in/(宿無の翁)
――常連の方もいらっしゃるのでしょうか。
西本 毎月1回のレンタルを7年くらい続けてくださるお客さんがいますね。最初は悩み相談を受けていましたが、今はもう特に何かを話すでもなく、ぽろぽろっと雑談が出てくるだけ。でも、進学や就職する間もずっとレンタルしてくれていたので近況についてはずっと聞いていて。
ロングランで働いている「おっさん」は、そんな風に人の成長を見られるというのも楽しいみたいです。
――確かに、10年経てばお客さんの状況も変わりますよね。
西本 昔のお客さんから「西本さん、覚えてる?」っていきなりLINE来たりするんですけど、アイコンだけじゃ誰だかわからなくて焦ったりとか(笑)。でも、そういう風にうっすらつながってるのが楽しいと思いますね。
――ユーザーはどれくらいいらっしゃるんでしょうか。
西本 僕をレンタルした利用客だけで1000人以上ですね。今日も25件ぐらいはレンタル依頼が入っていると思う。年間にするとすごい人数ですね。
――ここまで継続できた要因をどうお考えですか。西本 何も変えていないのがよかったのかな。値段もシステムも据え置き、やることといえばホームページの壁紙をたまに変えるだけ。 あのホームページ、ダサいでしょう(笑)。でもわざとダサくしてるんですよ。在籍する「おっさん」に「みんなスーツでスタジオで撮った写真に揃えたらもっとかっこいいですやん」とか言われたけど、それは違う。 ユーザーが求めているのは日常なので、「おっさん」側が変にキメめてたりすると会うハードルが高くなってしまう。だからプロフィール写真も、自信がないものを持ってくる「おっさん」が多いんです。――今、在籍している「おっさん」は70人とのことですが、西本さんの考えに共感して集まったというのも10年間続いている要因の一つでしょうか。西本 そうだと思います。メンバーにありがとうと言いたいですよ。自分以外の「おっさん」を増やすのには勇気が要りました。全てを満遍なく管理することはできないし、暴走するかもしれない。でも類が友を呼んだのか、こちらの理念に合う人が集まってくれて。 取材された記事や私の本を読んで共感してくれた「おっさん」が集まるからなのかなと思います。在籍する「おっさん」からの他薦が増えているのも、「おっさん」自身が満足しているからですよね。 結局、お客さんも「おっさん」も満足してるってことなんです。人生が変わるくらい満足してる人もいて。だから、継続できたんだろうと思います。写真=杉山秀樹/文藝春秋「おっさんレンタル」https://ossanrental.thebase.in/(宿無の翁)
――ここまで継続できた要因をどうお考えですか。
西本 何も変えていないのがよかったのかな。値段もシステムも据え置き、やることといえばホームページの壁紙をたまに変えるだけ。
あのホームページ、ダサいでしょう(笑)。でもわざとダサくしてるんですよ。在籍する「おっさん」に「みんなスーツでスタジオで撮った写真に揃えたらもっとかっこいいですやん」とか言われたけど、それは違う。
ユーザーが求めているのは日常なので、「おっさん」側が変にキメめてたりすると会うハードルが高くなってしまう。だからプロフィール写真も、自信がないものを持ってくる「おっさん」が多いんです。
――今、在籍している「おっさん」は70人とのことですが、西本さんの考えに共感して集まったというのも10年間続いている要因の一つでしょうか。西本 そうだと思います。メンバーにありがとうと言いたいですよ。自分以外の「おっさん」を増やすのには勇気が要りました。全てを満遍なく管理することはできないし、暴走するかもしれない。でも類が友を呼んだのか、こちらの理念に合う人が集まってくれて。 取材された記事や私の本を読んで共感してくれた「おっさん」が集まるからなのかなと思います。在籍する「おっさん」からの他薦が増えているのも、「おっさん」自身が満足しているからですよね。 結局、お客さんも「おっさん」も満足してるってことなんです。人生が変わるくらい満足してる人もいて。だから、継続できたんだろうと思います。写真=杉山秀樹/文藝春秋「おっさんレンタル」https://ossanrental.thebase.in/(宿無の翁)
――今、在籍している「おっさん」は70人とのことですが、西本さんの考えに共感して集まったというのも10年間続いている要因の一つでしょうか。
西本 そうだと思います。メンバーにありがとうと言いたいですよ。自分以外の「おっさん」を増やすのには勇気が要りました。全てを満遍なく管理することはできないし、暴走するかもしれない。でも類が友を呼んだのか、こちらの理念に合う人が集まってくれて。
取材された記事や私の本を読んで共感してくれた「おっさん」が集まるからなのかなと思います。在籍する「おっさん」からの他薦が増えているのも、「おっさん」自身が満足しているからですよね。
結局、お客さんも「おっさん」も満足してるってことなんです。人生が変わるくらい満足してる人もいて。だから、継続できたんだろうと思います。
写真=杉山秀樹/文藝春秋「おっさんレンタル」https://ossanrental.thebase.in/(宿無の翁)
「おっさんレンタル」https://ossanrental.thebase.in/
(宿無の翁)