【FIFAワールドカップ】カタールW杯で決勝トーナメント進出を決めたブラジル代表だが、選手からは不満の声が聞かれている。
開催地のカタールは、冬でも最高気温が30度を超えることから、スタジアムにエアコンが付けられている。しかし、英紙「テレグラフ」は「冷房が選手たちを体調不良に陥れている」との記事を掲載。エアコンの設置による弊害を指摘した。
ブラジル代表のFWアントニー(マンチェスター・ユナイテッド)は報道陣に「ちょっと大変だったね。結局、数日前から悪い予感がして、ちょっと複雑な気分だったんだ。でも、今は順調に回復し、100%の状態に戻っている」と切り出した上で、こう言い切った。
「喉の調子が悪かったというより、エアコンのせいだ。僕だけでなく、他の選手も咳が出たり、喉の調子が悪かったんだ。体調を崩すのはとてもつらいこと」
暑さ対策として導入されたエアコンだが、選手たちにとってはいい迷惑となっているようだ。