財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した赤木俊夫さんの妻が佐川元理財局長に賠償を求めた民事裁判で、妻の訴えが退けられたことについて、きょうの国会で岸田総理大臣は「直接コメントするのは控える」としながら、「改めて赤木さんのご冥福を心からお祈り申し上げたいと思います」と述べました。
また、鈴木財務大臣は「財務省として高い倫理感を持って真面目に職務に精励していた赤木俊夫さんに改めて哀悼の誠をささげます」「奥様をはじめご遺族に対しまして、公務に起因して自死という結果に至ったことにつき心よりお詫びを申し上げますとともに、謹んでお悔やみを申し上げます」と述べました。