愛媛県今治市の消防署に勤務している消防士2人が、職場でパワハラなどの行為を繰り返していたとして、停職などの懲戒処分を受けました。
今治市消防本部 福田吉三郎消防長「このたびは誠に申し訳ありませんでした」
処分を受けたのは、今治市消防本部の50代の消防司令ら2人です。
消防本部によりますと、消防司令は部下への暴力に加え、「お前の文書は小学生以下」などと暴言を繰り返し、決裁書類を何度も突き返すなどしていたということです。この消防司令は先月まで、職場のパワハラ相談員を務めていました。
また、40代の消防司令補は、救急用のチューブを部下の鼻から喉まで挿入したり、仮眠の時間に長時間「筋トレ」やスマホゲームを強要したりしていたということです。
今治市の消防では退職者や休職者が相次いでいました。