立憲民主党(泉健太代表)が、枝野幸男前代表(58)の「消費税は間違いだった」発言に波紋が広がっている。
枝野氏は自身が代表だった昨年の衆院選の公約の中で「時限的な5%への消費税減税」を掲げていた。ところが、先月28日に自身のYouTubeチャネル「えだのんTALK」で「消費税減税は間違いだった」と発言。続けて「二度と減税は言わない」とし、SNS上で物議をかもした。
立憲は今夏の参院選で物価高対策として消費税を一時的に5%に引き下げることを公約にしていたことから「政策を変えたのか」との見方が広がっていた。
この日、岡田克也幹事長は国会内で開いた会見で「結論から言うと、参議院選挙で掲げた公約は変わっておりません」とした上で、枝野氏の発言については「枝野前代表がどういう思いで言ったのかということは、私はわかりませんので、ご本人に聞いていただきたいと思います」と語った。
枝野氏は党内で影響力が強いだけに今後の言動にも注目が集まる。