全日本私立幼稚園連合会を巡る資金流用事件で、警視庁は2日、連合会の口座から約2100万円を着服したとして、元事務局長の勝倉教雄被告(49)(業務上横領罪などで起訴)を業務上横領容疑で再逮捕した。
逮捕は4回目。
発表によると、勝倉被告は事務局長だった2019年4~5月、同連合会の口座から3回にわたって計約2100万円を自分の個人口座に送金するなどして、着服した疑い。着服金のうち約1100万円を知人女性とのフランス旅行費など、残り約1000万円はブランド品の購入費などに充てていたという。
勝倉被告は18年2月~19年11月、複数の知人女性とイタリア、ハワイなどへの海外旅行を繰り返し、計4000万円以上を使っていた。警視庁は着服金の多くを私的に使っていたとみて調べている。