韓国軍の合同参謀本部によりますと、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは、段の分離が行われ、中長距離以上のものとみられるということです。
一方で、関係者は「ミサイルは日本列島を越えなかった」と説明しています。
北朝鮮はきのう少なくとも23発のミサイルを発射し、このうち1発は海上の境界線にあたる北方限界線を南北が分断して以降、初めて越えて落下させたということです。
対抗措置として韓国軍は戦闘機から空対地ミサイル3発を発射し、北方限界線の北側の公海上に落下させていて、朝鮮半島の緊張は高まっていました。