佐賀県唐津市の峰達郎市長は3日の市議会で、消防本部の男性消防司令補(50)が道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで先月検挙されたことについて「市職員の不祥事が相次ぎ、市民の信頼を取り戻すために職員のコンプライアンス意識の向上に取り組んでいる中にまことに遺憾で、深くおわび申し上げます」と頭を下げた。
唐津市 市職員の不祥事続き「緊急事態」宣言 市では今年2月のごみ不法投棄をはじめ、救急隊による緊急搬送時の傷病者転落事故▽利害関係者との禁止行為▽生活保護扶助費の支払い遅延・私費による立て替え――など計8件・延べ11人の不祥事発表が相次いだ。

峰市長は再発防止に向け「職員一丸となって、市民の信頼を取り戻すための取り組みをしっかりと進めて参る所存です」と述べた。 市によると、具体的には9月5日に初めて策定した「市職員コンプライアンス推進指針」を徹底する。職場チームによる目標・課題の共有や市民に対する説明責任、交通法規の順守といった「常に意識しなければならない八つの行動規範」を定め、職員一人一人が実践状況を約100項目のチェックシートで年2回自己点検し、上司の指導を受ける。【峰下喜之】
市では今年2月のごみ不法投棄をはじめ、救急隊による緊急搬送時の傷病者転落事故▽利害関係者との禁止行為▽生活保護扶助費の支払い遅延・私費による立て替え――など計8件・延べ11人の不祥事発表が相次いだ。
峰市長は再発防止に向け「職員一丸となって、市民の信頼を取り戻すための取り組みをしっかりと進めて参る所存です」と述べた。
市によると、具体的には9月5日に初めて策定した「市職員コンプライアンス推進指針」を徹底する。職場チームによる目標・課題の共有や市民に対する説明責任、交通法規の順守といった「常に意識しなければならない八つの行動規範」を定め、職員一人一人が実践状況を約100項目のチェックシートで年2回自己点検し、上司の指導を受ける。【峰下喜之】