群馬県の障害者支援施設で入居者の男性に暴行を加えけがをさせたとして、職員の男が逮捕されました。入居者の男性はその後、死亡しています。
傷害の疑いで逮捕されたのは、群馬県渋川市にある「グループホームふわふわ渋川」のパート職員・今井博之容疑者(59)です。
警察によりますと、先月19日、施設から「入居者の意識がない」と119番通報があり、中山如樹さん(59)が病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。
司法解剖の結果、死因は頭を強く打ったことによる急性硬膜化血腫で、その後の捜査で、前日に今井容疑者が中山さんを突き飛ばし転倒させるなどの暴行を加えていたことが判明したということです。
今井容疑者は「突き飛ばしていません」と容疑を否認していますが、警察は傷害致死容疑も視野に捜査しています。