新潟市は人気インフルエンサーの「ガタ子さん」をアンバサダー(大使)に任命し、公式サイト「ニイガタニキロ(にいがた2km)ニュース」を開設した。ガタ子さんは「ビッグな取り組みの一員になれて大変光栄で感無量」とコメント。ガタ子さんの発信記事を中心とするサイトは開設から約1カ月間で1万6000PV(ページビュー)を記録している。【内田帆ノ佳】
札幌市制100周年で特設サイト 「錦鯉」長谷川さんと雪ミクがPR 新潟市をこよなく愛する30代の派遣OL――。ガタ子さんのプロフィルはこう紹介されるのみで詳細は謎。ツイッターのフォロワー数は6万2000人を超える。

2014年から地域情報サイト「にいがた通信」に毎日3~4回のペースで、新潟市内の開店・閉店情報やイベント情報などを発信。毎月約300万PVのアクセスがある。 「20~50代の女性から支持され、SNS(ネット交流サービス)のフォロワーも多い。『にいがた2km』がどう変わっていくのか、行政の固い言葉ではなくガタ子さんの親しみやすい語り口で発信してもらいたい」。同市都市政策部の寺沢昴太さんはガタ子さん起用の狙いを説明する。 「にいがた2km」とは万代地区と古町地区を中心とするエリアを指す。同市が2020年に命名し、このエリアの活性化を重点施策と位置づけた。認知度不足が課題とされる中、同市は「まちづくりへの参画意識やワクワク感を醸成し、来訪意欲の向上につなげよう」と情報発信の強化に取り組んでいる。 9月8日に開設された公式サイトは「にいがた2km」に関するさまざまな情報を掲載。ガタ子さんは「トップニュース」として、中原八一市長インタビューやシェアサイクル体験記を発信しており、中でも「にいがた2kmのエリアはどこから、どこまで!?」といった素朴な疑問に答える記事が読まれているという。 ガタ子さんを生み出し、にいがた通信など12都県の20地域と韓国の地域情報サイトを運営する「ユニークワン」(新潟市東区)の立川和行社長(44)は「ガタ子さんがアンバサダーという形で新潟市に協力し、まちづくりを一緒に盛り上げていけるのは大変うれしい」と話した。
新潟市をこよなく愛する30代の派遣OL――。ガタ子さんのプロフィルはこう紹介されるのみで詳細は謎。ツイッターのフォロワー数は6万2000人を超える。
2014年から地域情報サイト「にいがた通信」に毎日3~4回のペースで、新潟市内の開店・閉店情報やイベント情報などを発信。毎月約300万PVのアクセスがある。
「20~50代の女性から支持され、SNS(ネット交流サービス)のフォロワーも多い。『にいがた2km』がどう変わっていくのか、行政の固い言葉ではなくガタ子さんの親しみやすい語り口で発信してもらいたい」。同市都市政策部の寺沢昴太さんはガタ子さん起用の狙いを説明する。
「にいがた2km」とは万代地区と古町地区を中心とするエリアを指す。同市が2020年に命名し、このエリアの活性化を重点施策と位置づけた。認知度不足が課題とされる中、同市は「まちづくりへの参画意識やワクワク感を醸成し、来訪意欲の向上につなげよう」と情報発信の強化に取り組んでいる。
9月8日に開設された公式サイトは「にいがた2km」に関するさまざまな情報を掲載。ガタ子さんは「トップニュース」として、中原八一市長インタビューやシェアサイクル体験記を発信しており、中でも「にいがた2kmのエリアはどこから、どこまで!?」といった素朴な疑問に答える記事が読まれているという。
ガタ子さんを生み出し、にいがた通信など12都県の20地域と韓国の地域情報サイトを運営する「ユニークワン」(新潟市東区)の立川和行社長(44)は「ガタ子さんがアンバサダーという形で新潟市に協力し、まちづくりを一緒に盛り上げていけるのは大変うれしい」と話した。