千葉県市川市の旧江戸川で、おととい見つかった子供とみられる遺体が、行方不明となっている松戸市の小学1年生・南朝芽さん(7)とDNA型が一致したことが分かった。
朝芽さんは、先月23日に、松戸市の自宅を1人で出てから行方が分からなくなった。これまでに自宅近くの江戸川の河川敷で、朝芽さんの靴と靴下が、そこから、およそ1キロ下流の江戸川の取水口で朝芽さんの帽子が、それぞれ見つかっていた。
遺体が見つかったのは市川市の旧江戸川で、おととい午後0時半すぎ、サイクリング中の男性から「人のようなものが浮いている」と110番通報があった。朝芽さんの靴と靴下が見つかった河川敷からおよそ14キロ下流に当たり、
千葉県警は、衣服や体格などの特徴が、朝芽さんと似ていたため、これまで、DNA鑑定を進めていた。司法解剖の結果、死因は、「溺死の可能性がある」とされていて、死後1~2週間程度、骨折などの目立った外傷はないという。