元交際女性への腹いせに覚醒剤などを女性が住むアパートに置いたとして、福岡県警粕屋署は5日、小郡市、会社員の男(42)を覚醒剤取締法違反(所持)と麻薬取締法違反(同)の両容疑で逮捕した。
発表によると、男は昨年7月22日頃、志免町の女性(20歳代)が住むアパートの敷地内で、覚醒剤約0・4グラム(末端価格約2万4000円)と合成麻薬「MDMA」約0・07グラム(同約5000円)を所持した疑い。「別れたことへの腹いせで置いた」と容疑を認めている。
110番で駆けつけた署員が覚醒剤やMDMA入りの封筒を見つけた。封筒には女性の名前が書かれた書類なども入っており、県警は、女性が薬物を持っていたように装うため、男が封筒を用意し、自ら110番したとみている。