ケージに入っているのは、保護された「ショウガラゴ」や「アカテタマリン」など絶滅危惧種のサル。輸入が禁止されているサルを密輸しようとした疑いで逮捕されたのは、元ペットショップ経営者の町野義彦容疑者(48)だ。町野容疑者は2022年6月2日、感染症を媒介する恐れがあるサル21匹を、タイから羽田空港に密輸しようとした疑いがもたれている。「ワレモノです」球状に組み合わせたおわんからぬくもりが…密輸の手口はどのようなものだったのか。

町野容疑者が手荷物として持ち込んだスーツケースと段ボールの中からは、球状に組み合わされた金属製のおわん、容器7個が出てきた。このおわんにぬくもりを感じた税関職員が中身について尋ねると、町野容疑者は「ワレモノです」と回答。しかし、中からうめき声も聞こえたことから、さらに追及すると「サルが入っています」と自供したという。おわんの中から21匹のサルが次々と…組み合わされたおわんの中には、巾着袋が詰め込まれていた。その袋の中から出てきたのは、ペットとして人気が高い「ピグミーマーモセット」。これだけではない。別の袋からは「ショウガラゴ」や「コモンリスザル」など4種類・21匹の小さいサルが次々と見つかった。1匹は税関検査の際にすでに死んでいて、もう9匹も保護された後に死んだという。調べに対し、町野容疑者は「自分で飼育するためにサルを密輸した」と供述。しかし、猿の数が多いことなどから、警視庁は販売目的だったとみて調べている。(「イット!」10月6日放送)
ケージに入っているのは、保護された「ショウガラゴ」や「アカテタマリン」など絶滅危惧種のサル。
輸入が禁止されているサルを密輸しようとした疑いで逮捕されたのは、元ペットショップ経営者の町野義彦容疑者(48)だ。
町野容疑者は2022年6月2日、感染症を媒介する恐れがあるサル21匹を、タイから羽田空港に密輸しようとした疑いがもたれている。
密輸の手口はどのようなものだったのか。
町野容疑者が手荷物として持ち込んだスーツケースと段ボールの中からは、球状に組み合わされた金属製のおわん、容器7個が出てきた。
このおわんにぬくもりを感じた税関職員が中身について尋ねると、町野容疑者は「ワレモノです」と回答。
しかし、中からうめき声も聞こえたことから、さらに追及すると「サルが入っています」と自供したという。
組み合わされたおわんの中には、巾着袋が詰め込まれていた。
その袋の中から出てきたのは、ペットとして人気が高い「ピグミーマーモセット」。
これだけではない。別の袋からは「ショウガラゴ」や「コモンリスザル」など4種類・21匹の小さいサルが次々と見つかった。1匹は税関検査の際にすでに死んでいて、もう9匹も保護された後に死んだという。
調べに対し、町野容疑者は「自分で飼育するためにサルを密輸した」と供述。しかし、猿の数が多いことなどから、警視庁は販売目的だったとみて調べている。