事件発生からおよそ10日、捜査に大きな動きがありました。老人ホームの入所者の女性が暴行を受けて死亡した事件で、殺人の疑いで公開手配されていた職員の男がきょう午後、札幌市内で逮捕されました。
東京・北区の特別養護老人ホームの職員・菊池隆容疑者(50)は、今月15日の深夜から16日の未明にかけ、入所者の山野辺陽子さん(92)に暴行を加え、殺害した疑いがもたれています。
警視庁は21日に公開手配をして行方を追っていましたが、きょう午後1時半ごろ、北海道・札幌市内で身柄を確保し、その後、逮捕したということです。
警視庁によりますと、菊池容疑者は犯行後に東京・渋谷区のATMなどで現金およそ90万円を引き出した後、岩手県や北海道・函館市を経由し、17日以降から札幌市内に潜伏していたとみられています。
菊池容疑者は容疑を認めているということで、警視庁は今後、身柄を飛行機で東京に移送し、逃走経路や犯行のいきさつを詳しく調べる方針です。