群馬県伊勢崎市の住宅で90歳の男性が殺害されたとして今月23日に捜査本部が設置されたことを受け、近隣の小中学校などでは、登下校に合わせ教員や警察官によるパトロールが実施されました。
今月21日、伊勢崎市大正寺町の住宅でこの家に住む有坂鐵男さん90歳が死んでいるのが見つかり、県警は23日、殺人事件として伊勢崎署に捜査本部を設置しました。26日は事件と断定されてから初めての登校日となり、近隣の小中学校などでは警察官や教員によるパトロールが実施されました。
事件現場から2キロほどの距離にある豊受小学校では、教員や警察官など約30人が徒歩と車で通学路を巡り子どもたちを見守りました。学校は24日にメールで保護者に対して登校時における見守りを呼びかけていて、子どもを校門前まで送り届ける保護者もいました。
パトロールは近隣の小中学校や保育園合わせて10か所で行われ、事件の進展を見ながら当面の間、実施される予定です。