京都市交通局は9日、市バス運転中に一般車の進行妨害などをしたとして、男性運転士(55)を停職6か月の懲戒処分にした。
運転士は12日付で依願退職する。
発表によると、運転士は8月13日午後1時頃、同市東山五条の交差点付近で、バスの前に入った乗用車に対して不必要にクラクションをならした。その後、異なる車線に移った乗用車の前方に進み、2車線をまたぐ状態で停車し、進行を妨害するなどしたという。
運転士は勤務していた22年間で、事故や乗客への不適切な対応で5回の懲戒処分と13回の指導を受けていた。