去年10月、羽島市の60代の男性の自宅に火をつけたとして高校時代の同級生2人が逮捕された事件で、警察は3日、ニセの書類を提出して名義を変更して火災保険を契約し保険金4000万円を
だまし取ろうとしたとして詐欺未遂などの疑いで本巣市の58歳の会社役員を逮捕しました。

逮捕されたのは、本巣市の会社役員、河村光晴容疑者(58)です。
警察によりますと河村容疑者は去年7月、ニセの書類を羽島市役所に提出して羽島市の60代の男性の自宅の名義を自分に変更して火災保険を契約し去年10月に放火された後、保険会社から保険金4000万円をだましとろうしたとして詐欺未遂のなどの疑いがもたれています。
警察は河村容疑者の認否を明らかにしていません。

この事件をめぐっては60代の男性の自宅に火をつけた疑いで1月、この男性の高校時代の同級生2人が逮捕されていて警察は、捜査の過程で2人の仕事仲間で60代の男性とも面識があった河村容疑者が関わっていた疑いが強まったということです。

警察は、3人が保険金詐欺のため放火事件を計画した可能性があるとみて、動機や手口を調べています。