違法にインターネットでバカラ賭博をすることを知りながら、名古屋市中区の店の賃貸借契約の仲介をしたなどとして、不動産会社の役員が逮捕されました。

逮捕されたのは、名古屋市中区の不動産会社役員・河島央容疑者(50)です。

河島容疑者は去年6月ごろ、中区栄4丁目のインターネットカジノ店「ROMEO」が、違法にバカラ賭博をすることを知りながら、店の経営者と所有者の賃貸借契約を仲介するなどして、賭博店の営業をほう助した疑いが持たれています。

「ROMEO」を巡っては、インターネットを使ってバカラ賭博が行われていたとして、常習賭博の疑いでこれまでに店の従業員や客ら9人がすでに逮捕されていて、その後の捜査で、河島容疑者の関与が分かり、今回逮捕に至りました。

調べに対し、「仲介した事実は認めるが、賭博店を開くとは知らなかった」と容疑を一部否認しています。