偽1万円札を使ったとして、警視庁などは22日、相模原市中央区相模原、不動産会社社員
玉利希一容疑者(43)を偽造通貨行使容疑で逮捕した。

 今回使われたのと記番号が同一か、特徴が似た偽1万円札が2009年6月~今年9月、
東京都内や神奈川県内で計約70枚見つかっており、同庁は関連を調べている。

 発表によると、玉利容疑者は6月上旬、港区の路上でタクシーを降りる際、
運賃約1500円の支払いに偽1万円札を使った疑い。容疑を認めている。

 この偽札には透かしや偽造防止の「ホログラム」がなく、カラープリンターで印刷されたとみられる。