千葉県警捜査一課は16日、強盗容疑で同県東金市、元コンビニ店員、北見勇樹(21)と
同県八街市、コンビニ店員、下田直樹(21)の両容疑者を逮捕。同課は、2人が昨年2月以降、
同県内で約30件、総額400万円以上のコンビニ強盗を繰り返し、うち1件は、
店番中の下田容疑者を北見容疑者が襲う「自作自演」だったとみている。

調べでは、両容疑者は昨年12月、同県我孫子市のコンビニで包丁とモデルガンで
アルバイト店員(20)を脅し現金約26万円を奪った疑い。

捜査一課は、昨年11月に下田容疑者が1人で店番中の八街市のコンビニが襲われ、
現金約32万円が奪われたとされた事件は2人の自作自演とみている。防犯ビデオでは
下田容疑者は、被害者役を演じていたという。

2人はコンビニの勤務経験から、売上金の保管場所や通報の仕組みなどを覚え犯行を
重ねたとみられる。