福岡市の海岸で、男性が首にひもが巻かれた状態で死亡しているのが見つかった殺人事件。多くの謎ばかりが残されている。
発見された際には、男性の首に巻かれたひもが緩んでいたなど、自殺と考えるには不自然な点が多いという。
男性の遺体が見つかったのは2月19日午前9時過ぎ、福岡市西区の長垂海岸。
男性はその場で死亡が確認され、所持品などから住所職業共に不詳の山本駿一さん(26)と確認された。
死因は首を圧迫されたことによる窒息死だった。
山本さんの遺体が見つかった場所は、海岸に通じる階段の脇に張られたテントの中。
遺体はテントから出た上半身が階段の壁に寄りかかった状態だった。
首には直径1cmほどのひもが巻かれ、締められたような痕があったほか、遺体のそばには練炭が置かれていたという。
現場周辺には炭とみられるものが散乱していた。
山本さんは服を着た状態で、財布やスマートフォンなどの所持品は残されたままだったという。
毎日階段で犬の散歩をする住民は、テントが張られていた場所に違和感を覚えたと言う。
毎日 海岸で犬の散歩をする住民:テントが張っていたんで、人はいるんだろうなって。ただ階段下りてすぐの通り道のところにあったので、場所という意味では違和感を感じました
警察は何者かが山本さんを殺害し、逃走したと見て調べを進めている。
(イット! 2月20日放送より)