鹿児島市で22日朝、公園のトイレや遊具などにスプレーのようなもので落書きをしてあるのが見つかりました。市は近く警察に被害届を出す方針です。
鹿児島市によりますと22日午前6時ごろ、鹿児島市上谷口町の松元せせらぎ広場のトイレの清掃に訪れた清掃員が、園内に落書きがあるのを見つけました。
落書きは10か所あり、赤や青、黄色やピンク色のスプレーのようなものを使って、地面やトイレの壁などに「夜露死苦」などの文字が書かれていたほか、動物型の遊具の頭部などに色が塗られていました。
その前日の21日夕方時点では清掃員が落書きがないことを確認していることから、市は21日夕方から22日早朝までのおよそ13時間の間に何者かが落書きしたとみています。
公園は、隣にプールもあって多くの家族連れが利用する場所で近くに中学校もあることから、市の担当者は「多くの子どもが目にする場所で落書きは許せない」と話しています。
市はすでに県警に相談していて、近く被害届を提出する方針です。
(2022/08/23 20:31)