凶器は、現場の住宅の台所にあった包丁とみられることがわかった。
神奈川県の職業不詳・相馬寛大容疑者(43)は、21日深夜、愛知・知多市の住宅で、この家に住む交際相手の父親の西岡歳一さん(80)の首を包丁で切るなどして、殺害した疑いで24日朝、送検された。
西岡さんは、首などに複数の刺し傷などがあったが、捜査関係者への取材で、相馬容疑者が台所にあった包丁で犯行に及んだとみられることがわかった。
交際相手の西岡さんの長女が、事件直前に相馬容疑者が西岡さんと言い争う声を聞いているが、相馬容疑者は「言い争いや犯行のことは覚えていない」と、否認している。