岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で隊員3人が銃撃され死傷した事件で、逮捕された18歳の隊員の実家で19日朝、家宅捜索が行われました。
岐阜県内にある逮捕された18歳の自衛隊員の男の実家では、19日午前7時40分頃から自衛隊の警務隊による家宅捜索が行われ、証拠品などの捜索が進められました。
6月14日、岐阜市の日野基本射撃場で起きた事件では、男が自動小銃を発砲し、菊松安親1曹(52)と八代航佑3曹(25)が死亡、原悠介3曹(25)が大ケガをしました。
調べに対して男は殺意を否認していますが、関係者によりますと、取り調べの際、男は八代3曹の名前を挙げて説明する一方、菊松1曹と原3曹については「弾薬置き場にいた人」などと呼び、名前を口にしていないことが新たにわかりました。
このため、男が2人を認識せず発砲した可能性が高いとみて、自衛隊は詳しく調べています。