立憲民主党の菅直人元首相(77)(衆院東京18区)は21日午前、次期衆院選への対応について、「小選挙区からも比例選からも出ない」と述べ、立候補しない意向を明らかにした。
読売新聞の取材に答えた。
菅氏は当選14回で、現在は党最高顧問を務めている。2021年の前回衆院選では、選挙戦で、次期衆院選への不出馬の可能性を示唆していたが、明言はしていなかった。
1980年衆院選で社会民主連合(社民連)から初当選。96年、自民、社会、新党さきがけ連立の橋本内閣で厚相として初入閣し、薬害エイズ問題に取り組んだ。民主党では代表や幹事長を歴任した。
2009年の政権交代で誕生した民主党政権では10年6月から11年9月まで首相を務めた。11年3月に発生した東日本大震災では、東京電力福島第一原発事故の対応を巡って批判が集まり、その後の退陣につながった。首相を退いた後も、事故当時の最高責任者として、「脱原発」に向けた発信を続けてきた。