阿寒湖のマリモと光量を計測する機器(手前)=2022年、北海道釧路市(同市教育委員会の尾山洋一氏提供)
北海道の釧路市教育委員会や東京大などの研究グループは24日までに、阿寒湖(釧路市)に生息する国の特別天然記念物マリモを巡り、阿寒湖が地球温暖化の影響で凍らなくなったり湖上に雪が積もらなくなったりすれば、マリモが強い太陽光を直接浴び枯れる恐れがあるとの研究結果を公表した。研究グループは「温暖化の影響に警鐘を鳴らす結果」としている。
研究グループは阿寒湖が結氷しない状況を再現するため、凍った湖面に穴を開け、水温と光の強さを測定。その結果に基づき、屋内で水温を2度に設定し、マリモの表面から引き抜いた糸状体を実験に用いた。