聖カタリナ学園高校(松山市)の野球部寮で集団暴行を受けたのは、適切な指導管理など安全配慮義務を怠ったことが原因だなどとして、元部員が高校を運営する学校法人や当時の監督らを相手取り、約3571万円の損害賠償を求めて松山地裁に提訴する。原告代理人が24日、明らかにした。訴状は23日付。
「暴力なければ息子は」保護者不信感 聖カタリナ学園高いじめ 訴えによると、1年生の元部員は5月18日、野球部寮で1、2年生9人から暴行を受け、心身に被害を受けた。寮内では2021年11月にも集団暴行があったが、当時の監督らは暴力行為についての具体的な指導や寮監を置くなどの適切な管理を怠った。肩に後遺症が残って将来目指していた指導者の道が断たれたことによる逸失利益や精神的慰謝料などで総額約3571万円の損害が生じたとしている。

毎日新聞の取材に、元部員の父親は「当時の監督の熱心な勧誘で高校を選んだのに、事件が起きても監督や学校側は何もしてくれなかった。暴行を隠蔽(いんぺい)する学校も許せない」と話した。 同校は21年春の選抜高校野球大会に出場。2回にわたる集団暴行については、学校側が設置した第三者委員会が認定した。同校は22年11月、いじめ防止対策推進法における「重大事態」と認め、愛媛県に報告した。【斉藤朋恵】
訴えによると、1年生の元部員は5月18日、野球部寮で1、2年生9人から暴行を受け、心身に被害を受けた。寮内では2021年11月にも集団暴行があったが、当時の監督らは暴力行為についての具体的な指導や寮監を置くなどの適切な管理を怠った。肩に後遺症が残って将来目指していた指導者の道が断たれたことによる逸失利益や精神的慰謝料などで総額約3571万円の損害が生じたとしている。
毎日新聞の取材に、元部員の父親は「当時の監督の熱心な勧誘で高校を選んだのに、事件が起きても監督や学校側は何もしてくれなかった。暴行を隠蔽(いんぺい)する学校も許せない」と話した。
同校は21年春の選抜高校野球大会に出場。2回にわたる集団暴行については、学校側が設置した第三者委員会が認定した。同校は22年11月、いじめ防止対策推進法における「重大事態」と認め、愛媛県に報告した。【斉藤朋恵】