秋田県の佐竹知事は16日、クマの駆除を担う猟友会会員らに対し、捕獲頭数に応じた慰労金の支給を検討していると県議会県政協議会で明らかにした。
1頭5000円程度を想定し、県議会12月定例会提出の補正予算案への計上を予定している。
県自然保護課によると、各市町村で駆除を担う「鳥獣被害対策実施隊」の隊員のうち、猟友会会員など民間の隊員には非常勤公務員として日当が支給されるが、頭数増で負担が大きくなっているという。駆除したクマの運搬や解体にかかる費用、捕獲用おりの見回りといった負担を考慮し、5000円程度を目安にする。今年度を対象とし、遡っての支給を検討する。
また、佐竹知事は、市街地での麻酔銃の使用規制を見直すよう、国に要望する考えを示した。県は、麻酔銃は実弾より飛距離が短いことなどから、実弾と同程度となっている規制の見直しを求めたいという。11月にも環境省に要望する。